血糖値を下げる為に有効な方法はある?

食後のウォーキングが有効

血糖値を下げるのに有効な方法は、食後のウォーキングです。保健指導では、ウォーキングの目標として「1日1万歩」をアドバイスされることが多いです。しかし、この目標を達成できる人はそう多くはないでしょう。

ですが、諦めてはいけません。座ったまま過ごす時間をなるべく減らして、ウォーキングの速度を上げて「活発なウォーキング」を1日に3000歩行うだけでも、血圧値や血糖値を下げることができ、コレステロール値も下げられ、肥満を解消できるという研究が発表されました。

1日1万歩のウォーキング結果として

「米国人は1日の歩数の平均は5000~7000歩です。これに30分のウォーキングをプラスすると、1日の歩数は1万歩に近づき、ガイドラインで推奨されている「週に150分の運動」を達成できます。

しかし毎日忙しく過ごしている人にとって、この目標を達成するのは困難です。」と米国のオレゴン州立大学公衆衛生・人間科学部のジョン・シューナ氏は言います。

研究結果で、1日の歩数が1万歩を超えている人は、歩数が5000~7000歩の人に比べて、空腹血糖値、インスリン値、コレステロール値が低く、肥満が少ない傾向が示されました。

活発なウォーキングをする

一方で、「ウォーキングの速度が1分あたり100歩」を1日に30分維持している人でも、歩数の合計が1万歩に達していない場合でも、検査値が良好であることもわかっています。「1分あたり100歩」のペースでウォーキングをしている人は上位25%でした。

「1分あたり100歩の活発なウォーキングを1日に3000歩」という目標は、多くの人にとって取り組みやすい内容となっています。3000歩のウォーキングが無理な場合でも、10分間のウォーキングで十分であると言います。10分間の運動であっても、回数を重ねていくことで運動による恩恵を受けることができると言います。

シューナ氏によると「1日1万歩」という目標が広く知られるようになったきっかけは、1960年代に日本で発売された万歩計だと言います。

「漠然とゆっくりと歩く場合と、活発に歩く場合では、1万歩を達成しても健康に対する影響は異なります。ただ歩数を測っただけでは効果を得られない可能性があります。」とシューナ氏は説明します。

血糖値を下げるためにも、積極的に活発なウォーキングを取り入れてみたいものですね。

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